
八戸市で中古住宅を売却する流れとは?手順や大切なポイントも紹介
中古住宅を売却したいと考えたとき、何から始めれば良いのか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
八戸市で中古住宅の売却を成功させるためには、手順や注意点をしっかり理解することが大切です。
この記事では、失敗しないための基礎知識から、実際の手続きの流れまで分かりやすく解説します。
初めての方でも安心して読み進められる内容ですので、ぜひ参考にしてください。
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中古住宅売却を始める前に知っておくべきポイント
八戸市で中古住宅の売却を検討される際、まずは地域の相場や価格推移を正しく知ることが重要です。
リクルート社の「SUUMO」によれば、2025年8月時点で八戸市の中古一戸建ての売却価格相場は約1680万円(建物面積中央値115㎡、土地面積中央値206㎡)で、前年同期比で106.3%と上昇傾向にあります。前月比はほぼ横ばいでした。
また別のデータでは、坪単価で見ると2025年時点は約38.9万円/坪(11.8万円/㎡)で、前年に比べて16.9%下落しているとの報告もあります。
これらの数値の差は、対象期間や算出方法、中央値か平均値かの違いによるものです。
このように相場の把握は「売却戦略の第一歩」です。実際の査定に進む前に、複数の情報源を参考にして相場感を身につけることで、適正な売り出し価格や売却時期の目安が立てやすくなります。
次に査定依頼の基本的な進め方についてご紹介します。
まずは不動産会社に物件情報(所在地、面積、築年数など)を伝え、査定依頼を行います。
その後、査定結果をメールや書面で受け取り、内容について質問・確認するという流れが一般的です。
売主様自身が準備すべきポイントとして、登記済権利証や建築確認済証、固定資産税の通知書などが挙げられますので、スムーズな査定につながります。
以下に簡潔な表で内容を整理しました。
| 項目 | 概要 |
|---|---|
| 相場情報の収集 | SUUMOや坪単価データで売却相場を把握 |
| 相場の違い | 中央値・平均値・算出方法により相場に差がある |
| 査定の流れ | 物件情報→査定依頼→査定結果受領→内容確認 |
査定から媒介契約までのステップ
八戸市で中古住宅を売る際には、まず「査定依頼」を行い、適正な価格を把握したうえで媒介契約を結ぶ流れが基本です。
以下で代表的なステップをご紹介します。
| ステップ | 内容 | ポイント |
|---|---|---|
| 査定依頼 | 所在地や築年数・面積などの物件情報を入力し、不動産会社に査定を依頼します。 | フルハウスでは最短即日で査定結果のご連絡が可能です! |
| 査定内容の確認 | 複数の査定結果を比較し、自分の物件の適正価格を見極めます。 | 築年数や面積ごとの相場データ(例:築10年70㎡で約1,480万円)を参考にできます。 |
| 媒介契約の締結 | 媒介契約には「一般媒介」「専任媒介」「専属専任媒介」の三種類があり、条件や契約期間が異なります。 | どの契約形態が自分の売却スタイルに合っているか、不動産会社と相談して選ぶことが肝心です。 |
査定依頼の流れとしては、まず査定フォームで所在地や物件の種類を選び、築年数・面積などの必要事項を入力、送信します。
不動産会社からは通常、即日から3営業日以内に査定の連絡がありますので、複数社に比較依頼をするのがおすすめです。
媒介契約の種類について、一般媒介は複数社に依頼でき自由度が高い反面、売却活動の進捗管理が難しいことがあります。
専任媒介や専属専任媒介では、取引が集中しやすく、一定の報告義務も課されるため、安心感が得られますが、依頼先を一本化する必要があります。
ご自身のご希望に応じて最適な契約形態をご選択ください。

売却活動~売買契約までの流れ
八戸市で中古住宅を売却する場合、売却活動から売買契約までの段階は以下のように進みます。
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| 広告掲載・内覧対応 | 不動産ポータルサイトや自社ウェブサイトなどに広告を掲載し、購入希望者からの問い合わせを受け付けます。問い合わせ後、内覧の調整を行い、物件の魅力を伝える準備を進めます。 |
| 条件調整 | 購入希望者との間で、価格や引き渡し時期などの条件を調整します。売主さまの希望を明確にし、双方が納得できる内容を目指します。 |
| 売買契約の準備 | 条件に合意したら、売買契約に向けて必要書類の確認や作成を行います。重要事項説明や契約書の内容をあらかじめチェックしておきます。 |
まず、不動産会社が主体となって広告を準備し、購入希望者からの反応を待ちます。
サイト掲載のほか、必要に応じて写真撮影や資料準備も行います。
そして、問い合わせがあれば迅速かつ丁寧に対応し、内覧の段取りを整えます。
内覧後は、希望価格や引き渡し希望日などについて買主さまと具体的に相談し、条件を詰めていきます。
売主さまの要望も適切に伝え、合意形成に努めます。
条件がまとまったら、売買契約に向けた準備を進めます。
重要事項説明や契約書の内容確認、必要書類の整理などを行い、安心して契約できる体制を整えます。
売主さまの負担を軽減するように、不動産会社がしっかりサポートいたします。
引渡し~売却完了までの手続きの流れ
中古住宅を売却する際、売買契約後に引渡しや売却完了までの手続きがスムーズに進むよう、以下のとおり整理いたします。
| ステップ | 主な内容 | ポイント |
|---|---|---|
| 抵当権抹消・決済 | 司法書士による登記手続き、残代金の受領、抵当権の抹消 | 住宅ローンが残っている場合、抹消登録免許税(1件につき約1,000円)が必要です |
| 鍵・物件の引渡し | 売買代金支払後、鍵・書類の引渡しを実施 | 引越しを済ませ、物件を空の状態にしておくことが基本です |
| 税務手続き(確定申告) | 譲渡所得の申告、必要書類の準備 | 譲渡所得に応じて、翌年2月16日〜3月15日までに申告が必要です(特例適用時も同様) |
まず、売買契約からおおよそ1か月ほどを目安に、司法書士を通じた決済と登記(抵当権抹消)が行われます。
この際、売主は残金の受領や司法書士報酬の支払い、必要に応じて抵当権抹消にかかる登録免許税(1件につきおよそ1,000円)をご用意ください。
住宅ローンの残債がある場合は、決済と同時に完済し、確実に抹消手続きを進めることが必要です。
さらに引越しを済ませ物件を空にしておき、引渡し当日に鍵や書類を買主へお渡しします。
このとき、不動産会社への仲介手数料も併せて清算する場合が一般的です
次に、売却後に税務上の申告が必要かどうかを確認しましょう。
譲渡所得(売却価格から取得費用や諸費用を差し引いた金額)に利益がある場合は、翌年の2月16日から3月15日までの期間に確定申告が必要です。
居住用財産の売却であれば、譲渡所得から3,000万円の特別控除を受けられる場合もあり、この場合にも確定申告が前提となります。
また、取得費や譲渡費用が譲渡価額を上回る損失となった場合でも、他の所得との損益通算や繰越控除を利用する際には申告が必要となります。
必要な書類としては、譲渡所得の内訳書および確定申告書(分離課税用)があり、記載には売買契約日や引渡し日、代金の受領状況などを正確に記入することが求められます。
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まとめ
八戸市で中古住宅の売却を検討されている方に向けて、売却の流れや重要なポイントについてご説明いたしました。
事前に相場を知り、査定依頼から媒介契約、売却活動、契約締結、そして引渡しといった一連の流れを把握しておくことは、ご自身にとって納得できる売却の結果につながります。
手続きに不安がある方も、しっかりと準備を整えることで着実に進めることが可能です。
不明点を整理し、安心して進める第一歩を踏み出していただければ幸いです。
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